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1) 用意された資料をもとに、コンピュータにデータを入力します。データの作成にはイラストレーター・フォトショップ・クォークエクスプレスといったDTPの分野でも広く使われるソフトが利用されています。
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2) 高精細な再現を可能にするプロユースのスキャナーで画像取り込みするので高品質な写真ができます。ご用意いただく写真はポジフィルムが最適です。 |
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3) クロマリン印刷では作られたデータをオフセット印刷の様に4色分解フィルムに出力します。この段階ではまだ縮小サイズですが、後でカメラ目伸しをして原寸のフィルムを作ります。
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4) この色校正で最終確認します。途中確認や予算の少ない時はインクジェットで出力してデザイン・誤字・脱字等のチェックを行います。 |
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5) デザインの承認が頂けたら、先程の4色分解された縮小サイズのフィルムをサインの原寸大フィルムに拡大します。ここで作られたフィルムを使って印刷作業に掛かります。
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6) アルミ板にベースとなるホワイトフィルムをラミネートします。
フィルムには塩ビ製品ではなく、寸法安定性に優れるポリエステルフィルムを採用しています。
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7) 次にクロマリンフィルムをラミネートします。これは4回行われます。
ラミネートされた後に原寸フィルムを上に乗せ露光させ、1色ずつ色付け(トーニング)する・・・
この作業を4色分繰り返し行います。
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8) クロマリンフィルムは特殊な糊が塗布されていて、原寸フィルムを乗せ紫外線露光させると文字や画像を含む部分だけ接着性が残ります。 |
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9) トーニング作業を4回繰り返します。(フィルムラミ〜紫外線露光〜トーニング・・・を4色分・・CMYK)使用されるトナーは非常に耐候性能の良いものが使用されます。
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10) 各々の色が塗布されたフィルムを紫外線露光している様子。 |
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11) クロマリン加工が終了したら指定寸法にカットします。
通常のクロマリンではアルミ板を基板としますが、電飾サインにする場合では乳半色アクリル板を使用します。
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12) 指定寸法にカット後、表面にハードコートフィルムをラミネートします。
このフィルムはポリエステル製で、画像の耐候性を高め、塩害に強く、落書きされてもシンナーやアルコール等で簡単に落すことができます。
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